助けて!バルトレックス!

バルトレックスは、ヘルペスの治療や再発防止に使われるお薬です。ヘルペスを発症したらまず、バルトレックスを服用すれば、ウイルスの繁殖を最小限に抑える事ができます。

バルトレックスの画像

バルトレックスのヘルペス防止の時の服用の仕方

バルトレックスは、バラシクロビル塩酸塩が主成分になっている抗ウイルス化学療法剤であり、ゾビラックスの主成分である抗ヘルペス剤アシクロビルにバリンをエステル結合させる事で腸からの吸収性を向上させたプロドラッグとして、単純ヘルペスウイルス1や単純ヘルペスウイルス2、水痘・帯状疱疹ウイルスに対して強力な抗ウイルス作用を示すとされ、米国や欧州の国々などで承認されている医薬品です。バルトレックスの適応症としては、口唇ヘルペスや性器ヘルペス、水痘、帯状疱疹などの治療に用いられるだけで無く、予防治療や再発抑制治療にも用いられています。バルトレックスは、体内でアシクロビルとして代謝された後に、余分な栄養素や毒素と共に尿や便として薬剤の90%以上が体外に数日で排出される為に、軽度の副作用の頻度が非常に低い上に、重篤な副作用の発症リスクが非常に低いとされています。
バルトレックスは、初感染治療や再発治療の場合は服用量500mgを1日2回を5日から10日程度継続服用しますが、再発抑制治療の場合は服用量500mgを1日1回最大で1年間継続服用します。バルトレックスは、感染者の年齢では無く体重40Kgをガイドラインとして成人を区別しており、体重40Kg以下の服用者は体重1kgあたり25mgを目安としてバラシクロビルを摂取します。バルトレックスは、食事による影響が少ない医薬品なので食前食後と時間に縛られる必要が無く、消化器官への影響が気になる方は食後の服用が無難とされています。
ヘルペスは、1度感染すると一生保菌者となる為に非常に再発率が高い感染症なのでバルトレックスを手元に常備しておき、皮膚や性器などに違和感を感じたらすぐに服用すると症状も軽く治療期間も短縮出来ますが、出来る事なら治癒後も継続服用が再発抑制治療の観点で望ましいとされています。

バルトレックスはジュースで飲んでもいい?

バルトレックスは単純疱疹や水疱瘡などのヘルペスウイルスが原因で発症する病気に対して有効な治療薬であり、大人だけでは無くて子供も服用する事があります。
薬は原則として水で飲む事を前提としているので、水以外のジュースなどで薬を飲むのは避けておくべきです。
例えば、薬の吸収を阻害したり、思わぬ副作用が生じる危険などがあるからです。
ただ、大人の方であれば多少苦みがあったとしても問題ないですが、子供の場合はいくら水以外で飲むのは止めておくべきだとしても味に対して敏感で苦みの強い薬は水だと服用するのを拒絶して吐き出してしまう事もあります。
そのために何とか服用させたいけれども、どうしたら良いのか分からなくて困っている親御さんもいます。
バルトレックスの場合は顆粒タイプのものをジュースと混ぜて飲む事で苦みが強く出るという報告があり、甘いジュースで飲ませようとすると却って逆効果になる可能性があるので避けておいた方が良いです。
ただ、ジュースは避けておくべきであっても、ジュースでは無くて他の方法で薬を服用させる手段はあります。
ジュースがだめならば、アイスクリームやヨーグルトなどと一緒に食べさせると服用させやすいです。
以上の通りですが、自己判断で安易に水以外で飲ませてしまうと思わぬトラブルが生じる可能性がありますので、実際に水以外の方法で服用させようとする場合は念のために薬を処方して貰う際に専門家である薬剤師に相談して意見を聞いておいた方が良いです。
薬剤師の方ならそうした子供に対する薬の飲ませ方についても良く知っている可能性が高く、実際に薬を取り扱っているのでどういう飲ませ方なら問題が無いのかも詳しく分かるはずです。

バルトレックスでヘルペスが治らなかったら

バルトレックスはヘルペスに対して有効な治療薬ですが、ヘルペスウイルスを完全に体から排除する事が出来るという訳では無いです。
そのためにバルトレックスを服用してヘルペスが収まったとしても、ウイルスは神経の中に潜っている状態で残るので時間が経つと再び発症するというのは普通です。
一生付き合っていかなくてはならないので、発症する度にバルトレックスを服用する事で症状を緩和する事になります。
だからこそヘルペスは感染しないように気をつけるのが最も大切なのです。
ヘルペスはどういう状態で発症しやすいのかというと、ストレスや睡眠不足などで体の免疫機能が低下した状態になった時です。
そのために、発症を抑えたいのであれば普段から健康的な生活をするように心がける事が大切なので、頻繁に発症する場合は治療薬の服用だけでは無くて普段の生活習慣についても見直してみた方が良いです。
生活習慣を見直すだけでも発症の頻度を抑えられる可能性は十分にあります。
また、バルトレックスはヘルペスウイルスを死滅させる効果がある訳では無く、ウイルスが細胞内に侵入して増殖するのを抑える働きがあります。
つまり、発症してから時間が経てば経つ程ウイルスの増殖が進行してバルトレックスの効果があまり無くなってしまい、逆に症状が現れてから服用するのが早ければ早い程より高い効果が現れるという事になります。
ヘルペスを発症してバルトレックスを服用しても全く症状が変わらないと感じるのであれば、薬を服用するのが遅かったという事も考えられます。
ただ、薬を服用するのが遅かったとしても時間が経てば通常は徐々に症状が収まってくるはずであり、全く症状が改善されないようであれば別の病気の可能性もあるので医師に相談すべきです。